先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。
(2024年2月29日配信分)
今日のテーマ
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怒っている人は困っている人
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あなたはこんな風に
腹が立ったことありませんか?
この子は何でご飯を食べてくれないの!
何度も教えているのに何でできないんだ!
何で(夫は)いつも使ったものを片付けないの!
子育てのイライラに
職場での苛立ち。
そして、お察しの良い方はお分かりですね。
最後のは私のイライラです。笑
これに限らず、「何で」「いつも」と
腹が立つことってありますよね。
この「何で」「いつも」は
叱る時のNGワード。
相手を責める印象があるため
叱る(怒る)時には使わない方が良いのですが、
怒りを感じている本人としては
そう言いたくなるくらい
相手の行動が理解できないし、
繰り返されているんですよね(>_<)
もうホント、夫には片付けを
習慣にして欲しいものです。笑
さて、ここで
視点をちょっと変えてみましょう。
先の怒りが他人のものだとすると
どう感じるでしょうか?
相手は幼い子ども、そう怒らなくても・・・
伝え方を変えてみたら・・・
怒るより自分でやった方が早くない?・・・
などなど、アドバイスをしたく
なったりします。
でもこれね、怒っている方は
そんなことは百も承知。
そんなこと言われなくても
分かってるんです。
分かっていても、
どうにもできないから
怒っているんです。
そして、この状況を
他の言葉に言い換えると、
どうにもできなくて「困っている」んです。
子どもがご飯を食べてくれなくて困っている
部下が繰り返し失敗して困っている
夫が片付けてくれなくて困っている(笑)
こんな風に、怒っている人は
「困っている人」とも言えます。
そう思うと怒りの見え方も
変わってきませんか?
私たちは思い通りにならないと
つい怒りで対処したくなってしまいますが、
「困っている」と伝える方法も
あるということですよね。
そして、それが他人の事であれば
「それは大変だね」と共感することで
ストレスを減らし、気持ちを楽にする
お手伝いが出来るかもしれません。
そう考えると怒りの扱い方も
幅が広がりそうですよね(*^^*)
怒っている人は困っている人。
表現された怒りや
感じている怒りだけに目を向けず、
あの人は何に困っているのか
自分は何に困っているのか
そんな視点も持てると
怒りの扱い方も変えられるかもしれません。
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