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Vol.335 「べき」はみんな正しい

 

先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。

 

岐阜県美濃加茂市でアンガーマネジメントを学ぶならblanc+ブランプリュス

 

(2024年7月11日配信分)

 

 

今日のテーマ

 

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「べき」はみんな正しい

 

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さてさて、

先週末は可児カルチャーセンターで

アンガーマネジメント講座を開講しました。

 

こちらでお世話になったのは

一体何年前だろう??

 

という位お久しぶりでしたが

変わらない店長さんの優しい笑顔に

ほっこりしました(*^^*)

 

 

 

 

この日はお仕事の都合で

キャンセルされた方もいて、

少人数での開催。

 

また、ご参加の方に共通点があったこともあり

ある意味偏った講座になりました。笑

 

 

ちなみに共通点というのは

部下指導をされているということ。

 

共通する課題もあったので

必要な点に重点を置いてお伝えしました。

 

 

 

 

中でも重点を置いたのは

怒りの元となる「べき」のところ。

 

 

指導者には指導者の「べき」、

指導される側には指導される側の

「べき」があります。

 

これは上司と部下に限らず

立場の上下、つまり先生と生徒、

親と子なども同じ構図ですね。

 

 

また、どんな「べき」も

その人にとっては全て正しいこと。

 

そしてその「べき」のギャップが

ミスコミュニケーションとなり

怒りにつながることをお伝えしました。

 

 

 

 

例えば、上司と部下であれば

 

・指示されたとおりにやるべき

・分からないことは確認するべき

・指定された時間までに終わらせるべき

 

と、上司が思っていたとしても

指示を受ける部下は

 

一度に沢山言われて混乱する

何が分からないか分からない

仕事の優先順位が分からない

 

という状況かもしれません。

 

 

 

 

そうすると指導を受ける側には

 

・指導は一度に沢山するべきではない

・確認しながら丁寧に教えるべき

・(経験の浅い人に)仕事を複数依頼するときは

 優先順位も伝えるべき

 

という「べき」が

生まれてくるかもしれませんね。

 

 

 

 

立場によって「べき」は変わりますし

その「べき」はそれぞれに正しい。

 

 

そして、怒りは防衛感情です。

 

心身の安全だけでなく、

自分の立場を守りたい時にも

怒りは沸き上がってきます。

 

 

上司が責めたり、批判すればするほど

部下も怒りで返したくなる。

 

怒りには怒りが返ってきます。

 

 

 

 

伝えるべきは

「相手が間違っている」ということではなく

こうして欲しいというリクエスト。

 

上にとっては当たり前のことも

下にとっての当たり前ではないかもしれない。

 

立場の違い、「べき」の違いを心にとめておくと

相手の行動の見方も変わるかもしれませんね♪

 

 

 

 

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