先週配信したアンガーマネジメントメールマガジンの記事を再配信します。
(2024年11月14日配信分)
今日のテーマ
********
スッキリしない時もある
********
さてさて、企業訪問で
従業員の方のお話をお聴きしていると
何でも「ものごと」を明確にして
進めたいという方が
少なからずいらっしゃいます。
基本、なまけもの属のんびり科(笑)の
私から見ると
まだそんなに焦らなくても
いいと思うんだけどな・・・
という状況にあっても、
とにかく明確にしておきたい、
スッキリさせておきたい様です。
そうするとどうなるでしょうね?
そう、その状況に
イライラしだすんですよね(・∀・)
どちらにするかまだ決まらないの?
次に進めたいから早く結論だして!
などなど、今の宙ぶらりんな状況を
受け入れられず結論や結果を急かせます。
よくレストランでオーダーを決める時に
時間がかかる人っていますよね?
それにイライラしているのも同じです。
要はものごとをはっきりさせたい
スッキリさせたいんですよね。
そしてこれが何のためかというと
自分がその状況に耐えられないから。
もし、時間が押していて後がない状況なら
周囲も理解してくれますが、
そうでなければ面倒な人、せっかちな人
と思われそうですね(^_^;)
このタイプはアンガーマネジメント診断では
白黒パンダ(博学多才)さんになります。
特徴は敵か味方か、好きか嫌いか、
良いか悪いか、白黒つけたい完璧主義者。
曖昧な状況が苦手でイライラします。
あなたの周囲にもこのタイプ
いらっしゃいませんか?
私の肌感覚ではこのタイプは
仕事ができる人に多い印象。
なんといっても完璧主義者ですからね。
それが自分に向けられている間は
まだ良いのですが、
他人にも要求するようになると
周囲との関係にも影響しそうですよね。
<過去メルマガ>
Vol.322 怒りのタイプ別付き合い方-1
https://www.blanc-plus-gifu.com/20240418-1/
VUCAの時代と言われている今。
先行きが不透明で目まぐるしく変化する
予測困難な状況の中では、
この曖昧さや不安定さ、スッキリしない状況と
上手く折り合いをつけられた方が
ストレスも少なく済みそうですよね(*^^*)
ちなみに、こういう答えの出ない状況や
対処できない事態に耐える力のことを
ネガティブ・ケイパビリティと言います。
ものごとを前に進めるばかりでなく、
急がず、急かせず、待てることも
今を生きる私たちにとって
大切な能力、ということですね♪
毎週木曜日にスマホ・PCに届きます♪
アンガーマネジメントメルマガ ご登録はこちら↓