先週配信した心健やかに暮らす*怒りと心のメールマガジンの記事を再配信します。

(2025年2月27日配信分)
今日のテーマ
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相手が動く、伝わる伝え方
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さてさて、相変わらず企業様での
面談が続いていますが、先日ふと
この一年で何回くらい
カウンセリングしてるかな?
と思いついて確認したところ
この一年でおおよそ300回程度、
人数にすると240名以上の方の
お話をお聴きしていたようです。
知識だけでなく実践も大切な学び。
こういう機会をいただけて
ありがたいなと思います(*^^*)
とまあ、こうして日々
お話を聴いているのですが、
若手には若手の、中高年には中高年の
価値観や考え方がありますね。
それぞれ理解できますし、
また同時に
お互いが尊重しあい
しっかりとコミュニケーションが取れれば
もっと上手くいきそうなんだけどな・・・
と思うこともあります。
本当はどちらも前向きに
「仕事をしよう!」としているのに
考え方ややり方にずれがあって上手くいかない。
なんだか勿体ないですね。
相手が自分の思う(期待する)やり方で
ものごとを進めてくれない時。
ちゃんとやって!って言ったよね?
そんなんじゃダメに決まってるだろ!
何でそんなことしてるの!?
と、つい相手を責めたり
非難した言い方をしてしまいがちですが、
こうしたコミュニケーションを取っていると
お互いに嫌な印象を持ちますし、
信頼関係やチームワークも築けませんよね。
もちろん、仕事の効率や質も
良くなるとは思えません。
ではどう伝えれば
相手に届きやすくなるでしょうね?
ということで、
いくつかポイントを考えてみました♪
1:具体的に伝える
→「ちゃんとやって」「早くやって」ではなく
具体性を持って明確に伝えることで
求めていること、求められていることの
共通認識が持てる
2:理由を伝える
→なぜそうして欲しいのか、そうしたいのか
事実に沿った理由を伝えることで
相手も納得しやすくなる
3:解決策を一緒に考える
→「こうしたい、して欲しい」という
提案と共に「どう思う?」と
一緒に考える姿勢を見せることで
相手が前向きに考えやすくなる
4:できていることを認める
→出来ているところを承認する
ポジティブフィードバックをすることで
相手が自信をもって取り組める
いかがでしょうか?
とっても基本的なことですが
一方的に叱ったり指示されるより
相手が行動しやすくなりそうですよね。
具体的な言葉としては
自分が若い頃に
「こんな風に上司から指導、指示されたかった」
というのを想像すると
割と考えやすいかも知れません(*^^*)
※人それぞれタイプがあるので
必ずしも相手に合うとは限らない点は
気を付けておきたいですね。
そしてこれは部下だけでなく
上司に対しても、子どもに対しても実は同じ。
パワーで動かそうとすると
そこには余計な力がかかって
ひずみがおきます。
相手に行動してもらうためには
相手を理解しようとし、
相手に理解してもらうことが必要
その時間と手間を惜しまないことが
結果への近道かもしれませんね♪

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